日本最新の若者言叶论文资料.docx
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日本最新の若者言叶论文资料
概要
若者言葉は、現代に始まったことではなく、古くは清少納言の『枕草子』にも、当時の若者の言葉の乱れについて述べられている。
そもそも言語は、誤用の定着により変化してしまうことが往々にしてあるが、その変化の過程を共時的に捉えたとき、新しく出現した誤用は当然ながら既存の言語規範に反するものであるから、社会的に批判されるものである。
そのような新しい世代が使いだした誤用を批判的に呼称したのが「若者言葉」であると言える。
ここで取り上げる言葉の多くは、おおむね平成期以降に現れた言葉で、社会一般の言語規範からしておかしいと批判される言葉である。
若者言葉には、テレビCMやドラマの台詞などから流行語となって日常化した物が多くみられる。
特徴としては言葉を逆に言ったり、言葉をローマ字化してその頭文字のアルファベットを並べたり(チョーMM、MK5など)、誇張した表現(「超」の濫用など)といったことがあげられる。
また、若者言葉の単語には元々方言からきている物もある(やばい、ばり**、めっちゃなど)。
なお、元は若者言葉であったものが、世間一般に認知され使われるようになった言葉も少なくない。
俗語を参照されたい。
[編集]統計
∙ある意識調査によると、若者言葉は30代を境に使われなくなる傾向にあるとのデータがある。
これは新しく出てきた言葉ほど顕著で、「ウザい」「キモい・キショい」「(危ない、という本来の意味からかけ離れた)ヤバい」「ハズい」などは使わなくなる人の方が多いというものである[1]。
∙また、若者言葉をすべての若者が使っているかというとそうではなく、大学生などの間では、とりわけ「ウザい」「キショい」「キモい」は侮蔑語でもあり、安易に使っているが相手を傷つけたり不快にさせたりするという理由で、「ヤバい」は「単位ヤバい(=落第しそうだ)」という意味では使うものの、肯定的な意味では使われないし、「ハズい」などを使うのは品格を問われる可能性があるというような理由で「(知らないということはないだろうが、敢えて)知らない」「使わない、使いたくない」という意見もある。
[2]なお、「学生言葉」というのは、現代では大学生ではなく中高校生の間で使われている若者言葉の一種と捉えるべきであろう。
[編集]最近の傾向
現在、若い世代に使われているとされる言葉を掲げる。
[編集]強調として用いるもの
超
「超特急」などと同じ意味の「超」であり、「かなり」「本当に」などの強意を表わすのに使用される接頭語である。
通常は漢字で表記する。
「チョー何々」と文字にあえて記す場合は、「若者言葉で『超(チョー)』が流行している」というなどという事を採り上げる、あるいは話題に挙げる場合に強調する意味で皮肉的な意味を込めて使用する場合くらいのものである。
一般的には「超気持ちいい」「超面白え」「超感動した」という具合に使用される。
またこの用法では従来の「○○を超える」というニュアンスはほとんどない。
例えば、「超最悪」の様に悪い意味の強調にも使われる。
めっちゃ
めちゃくちゃ(滅茶苦茶・滅茶滅茶)の転で ある。
「めっちゃかわいいじゃん」のように、感慨を込めて強意を表わすのに使用される接頭語である。
転じて「めっさ」という事もある。
「むっちゃ」(無茶苦茶)・「むちゃ」とも言う。
なお「めっちゃ」は元々は大阪から広まった言葉である。
(めちゃ2イケてるッ!
参照)。
普通に以下に出てくる普通とは別に強調の意味合いで用いる。
「普通に大きいじゃん」や「普通に凄いじゃん」などが一般的な使い方である。
特別な意味づけや解釈、見方をすれば、というのではなく「普通に」という意味合いであり、「或る意味」や「逆に」と対比的なニュアンスを表したいときに使う。
主体の側で何らかの努力をしなくとも、ニュートラルに、あるいは、強調の意味合いとしては「誰でも、標準的な感覚として」そう感じられる、思われる、ということであり、そのため、こう感じることが普通なのである、という論争的なニュアンスを裏に持つことも多い。
「いや、普通にそうですよ」(あなたにとってはそれは普通とは思えないかもしれませんが)など。
パネェ「半端じゃない」→「半端じゃねぇ」→「半端ねぇ」→「パネェ」と変化した、強意を表わすのに使用される語である。
「パネェくらい好き」といえば「ものすごく好き」という意味である。
[編集]情緒的な表現
キモい「気持ち悪い」の意味である。
「きもい」や「キモイ」と表記される事もある。
類義語に「きしょい」があるが、これは「気色悪い」を転じたものである。
意味は「キモい」や「キモイ」とさほど変わらない。
一般的には「キモい」や「キモイ」が使われる場合が多い。
同じようなことばにかいーがある。
主に対象は男性であることが多く、女性が対象である場合には軽い冗談であることが多い。
そのためか、主に使用者は女性に多い。
ただ、小中高生がよく使う言葉ではあるが、直接的に対象を「気持ち悪い」と言うよりも、今では若干軽いニュアンスや人間離れした技能を見たときの褒め言葉としても使われる。
「ちょっと変わった物、人、あるいは様子」を目にすると、「何あれ?
キモいね」と、とりあえず「キモい」と言う感覚に近いと思われる。
冗談として「キモい」と使う事もできる。
キモかわいいという言葉にみられるように、必ずしも明確にその対象を「気持ち悪い」と考えているという意味で使っているとは限らない。
(ただし、言われた側にとって侮辱的な言葉にならないとは限らない)。
なお、キモいの対象は、ほとんど人であるため、自分の体調が悪い時にキモいと言うことはほとんどない。
1990年代後半以降から使用される頻度が増えてきている。
なまって「きめえ」とも。
派生語の「キモキモ」はチェキ語を参照されたい。
マジ「真面目」の転であるが、一般的に「本当に~」や「本気で~」と、強調または真実性の表現として用いられる。
古くは、江戸時代の洒落本『にやんの事だ』にみられる。
真実性・厳密性を表現する名詞であり、助詞をともなって使用される事が多い。
漢字として「本気」の字を当てる事もある。
若者言葉の代名詞とも言える。
例としては「マジビビった」「マジムカついた」「それマジで?
」など。
最後は「それは本当(事実)?
」の意。
ぶっちゃけ
単刀直入に、包み隠さず言い切る意を表す(「ぶっちゃける」「ぶっちゃけた話…」がある 「ぶちまけ」の転訛)うせろ ばっくれる消えろ いなくなれという意味ありえない(ありえねぇ-)そんなこと(わけ)ないだろ ~げ「~そう」の意。
「あの人ヤバげじゃない?
」なら「あの人ヤバそうじゃない?
」で、「あの人変じゃないかな」という意味。
なお、形容詞に「~げ」をつける用法は、新しいものではなく、古くは平安時代の古典文学にも多用された(「清げ」など)ものである。
たりぃ「かったるい」の転「かったりぃ」から来た、「面倒くさい」という意味はずい「恥ずかしい」の転である。
「恥ずい」「ハズい」「ハズイ」と表記される事もあるハブる1人を仲間はずれにする事。
語源は村八分。
「村八分⇒八分⇒ハブ」と略化され、「お前、ハブるよ」など冗談で使ったり「ハブられてるでしょあいつ」などのように陰口として使われた。
都内の私立進学校の間で使われていたものが、周辺に広まっていったもの。
広まった過程で「村八分」の説明が通用しなくなり「省く」が音的に近いことから「ハブる⇒ハブく」と転化していった。
2007年現在においては「ハブく」が主流。
H/K話変る(けど)の略。
堀内健が使用したギャグが元で広まった。
主にメールなどで使用されている。
同じ意味でS/C(Speak-ChangeないしStoryChangeの略)も使われる。
[編集]誇張した表現
実際にはそれほど感動した訳でもない事を針小棒大に表現するのも若者言葉には多い。
テレビやラジオ、雑誌の受け売りであると思われるが、乱発することで真実味が薄れる場合がある。
目から鱗
KY
空気読めない(KukiYomenai)から。
[編集]接頭辞・接頭語
超
#強調として用いるもの参考。
[編集]接尾辞・接尾語系 「~の部類に属する人」の意(「癒し系」「和み系」「励まし系」など)、「~発祥の文化(or流行)」の意(「渋谷系」(音楽・ファッション)、「アキバ系(オタク)」)など。
また、「~っぽい」の意。
族 上記「-系」のうち、「~の部類に属する人」の意。
「(六本木)ヒルズ族」など。
また、単に暴走族の意。
モノ・モン
[編集]形容詞・感動詞
ここでは、一般動詞であるものの、形容詞的・副詞的に使われる言葉も含む。
ウザい・うぜえ・うぜぇ
「鬱陶しい」の意味を表わす。
この言葉を言い放つ対象は非常に広く、どんな事柄であれ、自分が不快に思ったもの、人、出来事は全て『ウゼえ』の一言で不快感を表明する事が出来る便利な言葉である。
用例としては「社長の話うぜえ」「会社・学校に行くのがうぜえ」「部屋の掃除しなきゃならない、うぜえ」「鍵が見つからない、うぜえ」などと用いるが、ほとんどの場合は「うぜえ」とだけ発声する。
先例の「部屋の掃除しなきゃならない、うぜえ」の場合、文としては正しいが実用では単に「うぜえ」と言う場合が多い。
これは前の言葉「部屋の掃除しなきゃならない」を発声することが煩わしいからである。
また、「すごく」を意味する『超』(チョー)を語頭に付け「チョーうぜぇ」としてその不快感を強調する場合も多い。
さらに、ごく最近では、「うざくない?
」という疑問文を、若者言葉の疑問詞「ね?
」に変えた形「うざくね?
」を更に短縮した形「ざくね?
」が誕生し、広がりを見せている。
本来は、東京の多摩方言で同種のものがウジャウジャと集まっているという意味の「うざったい」が短縮された形である。
2000年頃から浸透している。
~入ってるあるものや人に似ている、それに近いという意味で『~の要素が入ってる』と表現したものを略した言葉。
また他の語とともに用いて様々な状態を表す。
「ブルー入ってる」というと「憂鬱な気分だ」の意。
ダウンタウン松本人志が最初に使い始めた。
ヤバい・ヤベえ やばす まじやばす!
「良くない」「非常にまずい状態に陥っている」の意。
ではあるが、近年では意味が拡大しており、「予想に反して驚き、衝撃を受けてしまった」という際にも使用されるようになってきている。
マスコミなどでよく採り上げられる例としては、「ラーメン店などで頼んだものを口にした途端、『やばい、これほど美味しいとは思っていなかった』」。
要は予想外の事を体験してしまい、その衝撃でどうにかなってしまいそうなほど凄い、といった意味である。
ヤバすというのもあり、これは2ちゃんねるから。
なお、起源は「刑務所」などを意味する「厄場」が転じたもの。
ざけんな(よ)「ふざけるな」が縮まって出来た語。
やりぃ、よっしゃ、っしゃ、ヤッピー
歓喜の「やった」の意。
「っしゃ」は「よっしゃ」の転である。
「やっぴー」はのりピー語から。
[編集]意味の誤用
意味がまったく誤って捉えられている語に、下記のような事例がある。
すべからく
「全て」の意味で使われる事があるが誤用である。
正しくは「すべからく~べし」であり、「当然~するべきだ」という意味である。
このように意味の中心は呼応関係にある「べし」にあるが、これは漢文の再読文字「須」から生じたためである。
ただし、単純に「全て」という意味で用いられるというよりも、「そうあるべきこととして」「必ず,決まって」「当然のように、必然的に」という語気の結果、全てを意味することに文脈上なっているというべき場合が多い。
「善行にはすべからく良い酬いがある」(隠れた「べし」が「義務・命令」から「断定的推量」に変わったというべきかもしれない。
そうであるべきだ。
そうであるはずだ、という用法である。
)
[編集]曖昧な表現
[編集]遠まわし・どっちつかずな表現
微妙(ビミョー)
良いか悪いか判断がつかないときに使う。
「良い」「悪い」の中間というよりは、良いとも悪いとも言えない場合、良いとも悪いとも言える場合、または、人によって判断が分かれそうな場合に使われる表現。
本来は、「言葉で表現できないほど素晴らしいもの(仏教用語)」という意味でも使われる。
普通
「好きでも嫌いでもない」、「良いとも悪いとも思わない」。
特に中高生が用いる。
[編集]ぼかし表現
物事をはっきりさせなかったり、自分の所在を明確にせず、第三者に見立てたりした表現。
一応(いちおう) 例:
「一応、学生やってます」-働きたくないから、何をすればいいか分からないからアルバイトしがてら学校にも行っているという意味に捉えられる。
かも(知れない) 例:
いいかも(知れない)、食べたいかも(知れない)
苦手…「嫌い」の意 例:
「あの先輩苦手」、「生もの苦手」
無理…「嫌」の意 例:
「手伝って」「無理!
!
」
~じゃない!
?
綺麗じゃない!
?
は綺麗だねの意味
~なくねっ つまんなくねっ つまらないの意味
[編集]複合語・造語
※それぞれの項も参照されたい。
否定的な言葉と肯定的な言葉の組み合わせ
「キモかわいい」「ダサかっこいい」「ブスかわいい」など、いっけん侮辱または軽蔑に聞こえるけれど、「かわいい」「かっこいい」を組み合わす事で、親しみの意を持たせる。
しかし、言われた側が「キモい」「ダサい」「ブス」という言葉に引っ掛かりを感じて不快にならないという保証はない。
意味の異なる言葉との組み合わせ
「キレカワ(綺麗で、なおかつかわいいの意)」「エロかわいい・エロかっこいい(ここでの「エロ」はスケベではなくセクシーな、の意)」「カッコかわいい」「ゴツかわいい(CMより)」など、上記とはまた違ってアンビバレント(異質の意)な言葉を組み合わせることで、「~だけれど、~でもある」といった二面性を表わす。
ただし、得てしてどっちつかずとか中途半端と捉えられがちな部分もある。
控えめの美学
「ちょいわるおやじ」「ちょいモテオヤジ」
「ちょい」をつける思い切りの悪さ、いい歳をして悪ぶる大人げのなさに対して、嘲笑とともに語られることもある。
[編集]若者流の敬語表現
バイト敬語・体育会系(敬)語など、敬語にあって敬語にあらざる表現が指摘される、敬語を使い慣れない若者に多い表現は次のとおり。
×主任も行かれるのですか。
→いらっしゃるのですか。
×私ってコーヒーとか好きじゃないですか。
→私はコーヒーが好き(なの)です。
また、「ですか」や「です」などを短縮し「っすか?
」「すよ」と表現する場合もある。
「先輩も召し上がりますか。
」→×「先輩も食べるんっすか?
」。
これは敬意はあっても、言葉の意味に敬意が全く含まれていない例。
以前から中高大学生を中心に見られる。
[編集]アクセントの変形
日本語の乱れも参照されたい。
[編集]名詞アクセントの平板化
主に関東の若者に多い発音の仕方が、名詞の平板化である。
1990年代ごろから広められ、倦怠感を表わしたり、下記の「クラブ」のように発音によって区別する意図を含む場合に用いられる。
広く知られているのが、ロックグループ・B'z(ビーズ)の発音で、アクセサリーの『ビーズ』と同じ発音でよいのか、平板な発音とすべきなのか、アナウンサーの間でも議論されたことがあったらしい。
彼氏-かれし→かれし
クラブ-クラブ→クラブ
左は標準語に基づいた表現で特に用法は限定されていないが、右は旧称「ディスコ」にのみ用いられる。
[編集]語尾上げ
[編集]話し言葉の中性化・異性化
1980年代以降、「~よ」「~わ」「~ね」「~かしら」といった女性語特有の語尾に代わって、男女を問わず、「~だよ」「だね」「~かな」、これに加えて「~じゃん」「~(で)さぁ」「~なんだよね」のようなユニセックスな語尾が主流になった。
また場合によっては「~かよ」「じゃねぇか」「うるせえ」「お前」「食う」「やべえ」といった従来は男言葉とされた表現(しかも男性が使うにしてもかなり荒っぽい)を使う女性も少なくない。
元々は男女問わずヤンキーなどが使用していたものであり、最初は
勝俣州和
岡村隆史(ナインティナイン)
矢部浩之(ナインティナイン)
田村淳(ロンドンブーツ1号2号)
田村亮(ロンドンブーツ1号2号)
木村拓哉(SMAP)
中居正広(SMAP)
香取慎吾(SMAP)
などからテレビにより一般の男性に広まった言葉だった。
その後、かつてはテレビドラマで若手女優が演じる不良少女くらいしか用いていなかったものが、女子プロレスラーのマイクパフォーマンスやや逆ギレキャラの女性お笑いタレントの芸風から、
若槻千夏
∙森三中
∙光浦靖子
∙モリマン
∙まちゃまちゃ
∙北斗晶
∙ジャガー横田
などが使い出したことで一般の男性だけでなく一般の女性にも乱暴だった言葉遣いが広まったといわれる。
1980年代中盤からドラマ『毎度おさわがせします』、映画『つぐみ』で女の主人公が男言葉を用いていたし、バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげです』からこうした乱暴な言葉が流行し、「ざけんなよ!
」にいたっては単発ドラマ『妻たちのざけんなよ!
』が放映されたように主婦層も使うようになった。
その後2000年代に入ると『ごくせん』などが挙げられる。
中高年に関しても若者言葉を使う人もいる(明石家さんま、ヒロミ、東ちづる、久本雅美、麻木久仁子、中村メイコなど。
特に中村メイコは年長だが、言い方は「(ってる)~わよ」ではなく「(ってる)~よ」。
これ以外では、さんまはビッグスリー(後はタモリ・ビートたけし)の中では若者言葉には理解を示しているようだが、それ以外は若手時代の名残か、若作りをしようとして積極的に用いているようである)。
このような背景から、フィクションであるドラマ・映画・CMの若者女子の台詞も「~よ」よりも「~だよ」の方が主流になりつつある(ただし、数十年前などの昔を舞台にしたドラマは除く)。
これに対し、逆に男性語に特有の「~だぜ」「~だぞ」や「~したまえ」の代わりに、「~のよ」や「~なの?
」、「~しようね」といったソフトな表現を好んで使う男性も少なくない(それに従った「~のよ」言葉を使うCMも出てしまっている。
これには男性の女性化を助長すると批判がある)。
その他にも最近の若者女性は
∙おすぎ
∙ピーコ
∙KABA.ちゃん
∙山咲トオル
∙坂本ちゃん
∙ピーター
∙美川憲一
など、テレビに男性同性愛者(またはそれに準じた、いわゆるオネエキャラクターも含む)タレントの出る機会が増えたので、従来の女性語を「これはオネエ言葉だ」と考えてしまう女子が増えたようでもある。
なお、普遍的な女性語がほぼ失われた現在でも、一人称においては今なお男女差がはっきりしており、女性が「僕」「俺」などという言葉を使うことには根強い抵抗感があるものの、現在では女子中学生・女子高生・女子大生では好んで「僕」「俺」などの言葉を使ってしまう人もいる。
(ボク少女も参考されたし。
)
[編集]著名人・各メディアが流行らせた言葉
流行語も参照されたい。
。
(句点)
句点「。
」は、文章の中で一説の区切りとして用いるべきであり、固有名詞などには用いないが、モーニング娘。
や漫画・テレビドラマ「いいひと。
」など、1990年代に入ってからこうした表現が見られるようになった。
一時期はこれがいわゆる日本語の乱れとして論われたが、いつの間にか定着したこともあってか、フェードアウトしていったようである。
余談だが、読点「、」は、俳優の藤岡弘、がモー娘。
がデビューする以前から用いていたので、決して後乗りではないと語っている。
また、楽曲のタイトルや歌詞(ライナーノーツ)に句読点が表記されている例は、「、」は井上陽水(『青空、ひとりきり』、歌詞中など)らが古くから好んで用いていたのに対して、「。
」は1980年代になってからである(YMOの『君に、胸キュン。
』、B'zの『ギリギリchop』の歌詞など)
H/K
お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平が広めたという。
「話(は)かわる(HanasiKawaru)けど」の意味で、「えいちけー」または、「えっちけー」と読む。
テレビ朝日系のバラエティ番組『銭形金太郎』の中で、深夜枠のころに使っていた為どのように広まったかは不明で、主として下記の「キュン死に」同様、女子中高生の間のみで、しかもこちらはメールに用いているため知らない人が多い。
芸能人が作った言葉は数あれど、かほど限定されたシチュエーションのみで使われる言葉は珍しい。
意味ない
フジテレビ系で放映されたバラエティ番組『明石家マンション物語』で、世の中のありとあらゆる無意味なものを探していく「大日本意味なし教」のコーナーから。
しかし、これはさんま自身が作ったわけではない。
TBSで放映された『さんまのSUPERからくりTV』のコーナー「ビデオレター」に出演したある中年男性が「意味ないじゃん」と言ったのをさんまが気に入ったため、明石家マンション物語の基となった単発番組で使ったのだった。
がっつり
DJのやまだひさしがパーソナリティーを務めていた『ラジアンリミテッド』で使って、リスナーの間で広まった言葉。
「がっちり」の変形で、「きっちり」「しっかり」と同義語。
また、「たくさん」という意味を指す場合もある(「がっつり食べる」、「がっつり買い込む」など)。
キュン死に
「胸キュンで死にそうなほどに、恋焦がれる」こと。
映画化された漫画『ラブ★コン』から。
これも上記の「H/K」同様、女子中高生の間で使われることが殆どのため、それ以外の人間からは「えっ?
そんな言葉流行ってたっけ?
」と不思議に思われることも。
キモい・キショい
「気持ち悪い」「気色悪い」が縮まって形容詞化した言葉。
意味合いとしてはそれほど差異はないのであるが、ダウンタウンの松本人志がバラエティ番組の『ガキの使いやあらへんで!
!
』のフリートークで「キショいは動作、キモいはその人自体や」と定義している。
こうした解釈が徐々に広まってきている。
キレる・逆ギレ
お笑い用語では、相手の挑発に対して(そうでなくとも言動に対して)逆上したり声を荒げることをキレると表現する。
「逆ギレ」は、上記「キモいとキショいの違いの定義」と同様、松本人志が考案したらしい。
「逆ギレ」は本来「キレられる」立場である者が「逆にキレる」ということである。
「責められて逆ギレする」など。
さぶ(寒)い
身の毛がよだつほどつまらないこと。
非常に感銘を受ける意を表す「鳥肌(が立つ)」と対義語。
ダウンタウンの松本人志が広めたと言われている。
(よっ)しゃ
バラエティタレントの勝俣州和の決めゼリフに、「よっしゃ」→「っしゃ」の変形である「しゃー」がある。
そのため一部で「シャー」と呼ばれているが、『機動戦士ガンダム』のマニアには、「(地球連邦軍派・ジオン派を問わず人気が最も高い)シャア・アズナブルとは似ても似つかない」と苦言を呈する者もいる。
正直
「正直に言って」の略。
誰が最初に言い出したのかは不明であるが、ナインティナインは、(NSCの後輩である)ココリコの遠藤章造が最初だと言っており、「遠藤が口癖で使うてたら、みんなまねして使い始めよった」とラジオ番組『オールナイトニッポン』の中で異口同音に言っている。
ちなみに遠藤は他に「ある意味」「若干」
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